正道寺村(読み)しようどうじむら

日本歴史地名大系 「正道寺村」の解説

正道寺村
しようどうじむら

[現在地名]新庄町大字葛木かつらぎ

大屋おおや村と新庄村の間にあり、欠年の興福寺末寺帳に「正道寺」とあるのは当村にあった寺か。「大乗院雑事記」文明一四年(一四八二)一〇月四日条に「布施郷正道寺 本油一升五合去年納之」とみえる。

江戸時代初期、新庄藩(桑山一晴)領、慶長郷帳には「庄堂村」とみえ、村高四二・三三石。天和二年(一六八二)新庄藩主桑山一尹の改易幕府領となる。享和元年(一八〇一)郡山藩(柳沢保光)領に編入された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android