柳沢保光(読み)やなぎさわ やすみつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柳沢保光」の解説

柳沢保光 やなぎさわ-やすみつ

1753-1817 江戸時代中期-後期大名
宝暦3年4月4日生まれ。柳沢信鴻(のぶとき)の子。安永2年大和(奈良県)郡山(こおりやま)藩主柳沢家3代となる。石州流の茶の湯造詣(ぞうけい)がふかく,赤膚(あかはだ)焼を復興して陶業を奨励松平治郷(はるさと)らと親交をむすび,茶に関する多数の書簡が「柳沢文庫」にのこる。文化14年1月20日死去。65歳。初名は安信,保明。号は尭山(ぎょうざん),岳乗庵。著作に「蘇明(そめい)漫筆」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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