此先(読み)このさき

精選版 日本国語大辞典 「此先」の意味・読み・例文・類語

この‐さき【此先】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ここから進んでゆく先の方。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「此先に、谷水のながるる所がござる」(出典:狂言記・鶯(1700))
  3. ② 今の時点より以前。もと。
    1. [初出の実例]「此さきのよし野にあひなれ、そもそも日いひかはして追付根引して」(出典:浮世草子・西鶴置土産(1693)四)
  4. ③ ( 副詞的にも用いる ) これから後。以後。爾後。今後。向後(きょうご)。
    1. [初出の実例]「少し人間より強いものが出て来て窘めてやらなくては此先どこ迄増長するか分らない」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む