精選版 日本国語大辞典 「此方の」の意味・読み・例文・類語 こち‐の【此方の】 〘 代名詞詞 〙 対称。① 「こちのひと(此方人)」の略。[初出の実例]「是は是は徳兵衛様、こちのはまだしまはず、天満のはて迄いかれます」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下)② 寛政(一七八九‐一八〇一)頃、大坂新町遊郭で、引舟、禿、新造が姉女郎をさしていった語。〔洒落本・虚実柳巷方言(1794)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例