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武井武 たけい たけし

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

武井武 たけい-たけし

1899-1992 昭和時代の電気化学者。
明治32年7月15日生まれ。東京工業大教授,のち慶大教授。昭和5年加藤与五郎とともに酸化金属磁石コバルト-フェライト(O・P磁石)を発明するなど,フェライト工業の基礎をきずいた。39年本多記念賞受賞,53年文化功労者。平成4年3月12日死去。92歳。埼玉県出身。東北帝大卒。

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世界大百科事典内の武井武の言及

【永久磁石】より

…微小粒子によるものは,その単磁区構造に由来した大きな保磁力を利用するのであり,コバルトフェライトからできている。OP磁石(1933年,加藤与五郎,武井武が発明)や鉄およびFeCoパウダーなどがある。結晶磁気異方性によるものは,希土類・コバルト系のものであり,永久磁石の性能としてもっとも大きな値を示し,BH積が約30×106ガウス・エルステッド,保磁力約2万エルステッドのものが得られている。…

【酸化物磁石】より

…前者は合金であるが,後者はフェリ磁性体であるバリウムと鉄の複合酸化物(バリウムフェライト),またはストロンチウムと鉄の複合酸化物(ストロンチウムフェライト)を材料とする磁石である。 酸化物が磁石として開発されたのは,1933年日本の加藤与五郎および武井武によってで,コバルトと鉄の複合酸化物であるコバルトフェライトを用い,OP磁石と名付けられた。現在ではOP磁石に代わってバリウム系フェライトが代表的な酸化物磁石となっており,コバルトとかニッケルなどの高価な材料を用いていないことが有利な点である。…

※「武井武」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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