武佐岳(読み)むさだけ

日本歴史地名大系 「武佐岳」の解説

武佐岳
むさだけ

中標津町の北、標津町との境にある成層火山。標高一〇〇五・七メートル。北東側からはウラップ川、南側からはイロンネベツ川、西方からはクテクンベツ川の各武佐川支流が源を発している。武佐川河口の「モサフト」から同川筋をさかのぼった松浦武四郎は「戊午日誌」(志辺都誌)に「ウツラフト」で「右の方小川。然し急流にて源遠しと云。其水もとはシヤリ、子モロの境目なる、テクンベヤウノホリより来るとかや」と記しており、この「テクンベヤウノホリ」を武佐岳にあてる考え方もあるが不詳。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android