武士に二言は無い(読み)ぶしににごんはない

ことわざを知る辞典 「武士に二言は無い」の解説

武士に二言は無い

武士は、一度口にしたことは守り、前言をひるがえすようなことはしない。

[使用例] 「殿様っ!それはあの、ご本心でございますか」すると源十郎、「な、何を申す!武士に二言のあろうはずはないっ!」[林不忘大岡政談|1930]

[解説] 先行することわざとして、天子言葉は一度口に出したら取り返しがつかないという意の「綸言汗の如し」があります。信義を守ることの大切さを示す反面意地を張る姿を皮肉る場合にも用いられます。

[類句] 武士の一言金鉄の如し

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む