武富良規(読み)タケトミ ヨシノリ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「武富良規」の解説

武富 良規
タケトミ ヨシノリ


職業
琉球舞踊家

肩書
重要無形文化財組踊技能保存者〔昭和61年〕

生年月日
昭和2年 1月6日

出身地
沖縄県 大里村(南城市)

学歴
沖縄県立第一中

経歴
金武良章に琉球組踊をはじめ琉球芸能全般にわたって指導を受ける。昭和61年重要無形文化財組踊技能保持者に認定された。平成9年には芸能史研究家の当間一郎が発見した、宝歴6年(1756年)以来台本が行方不明になっていた組踊「身替忠女」の復活上演を行った。地方の組踊指導にも力を尽くし、荒事から女形までこなす数少ない実演家として知られた。

受賞
沖縄県文化功労賞,那覇市文化功労賞,那覇市政功労者表彰〔平成13年〕

没年月日
平成18年 9月27日 (2006年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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