武東 晴一(読み)ムトウ セイイチ

20世紀日本人名事典 「武東 晴一」の解説

武東 晴一
ムトウ セイイチ

明治期の警察官 築地警察署長。



生年
嘉永5年(1852年)

没年
大正1(1912)年12月24日

出身地
周防国(山口県)

経歴
明治7年警視庁に入庁。数々の難事件を手がけ、“鬼武東”の異名をとった。44年築地警察署長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武東 晴一」の解説

武東晴一 むとう-せいいち

1852-1912 明治時代の警察官。
嘉永(かえい)5年生まれ。明治7年警視庁にはいり,30年御茶の水女性殺人,32年稲妻強盗,44年善光寺行李詰め女性死体などの事件を手がけ,鬼武東と称された。44年築地警察署長となる。大正元年12月24日死去。61歳。周防(すおう)(山口県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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