武田信一(読み)タケダ シンイチ

20世紀日本人名事典 「武田信一」の解説

武田 信一
タケダ シンイチ

昭和期の哲学者 元・北海道大学教授。



生年
明治29(1896)年9月30日

没年
昭和38(1963)年7月4日

出生地
京都市

学歴〔年〕
東京帝国大学哲学科〔大正14年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和37年〕

経歴
東京帝大大学院でギリシア哲学を専攻し、東京美術学校、大正大、東大などの講師を経て、昭和22年北海道大学教授となり、のち文学部長を務めた。34年退官し、中央大学教授。プラトン、プロチノス、アウグスチヌスにおける「愛」の問題を論究し、「愛の形而上学」に深めることを試みた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田信一」の解説

武田信一 たけだ-しんいち

1896-1963 昭和時代の哲学者。
明治29年9月30日生まれ。東京美術学校,大正大,東京帝大の講師をへて,昭和22年北大教授となり,文学部長をつとめる。専攻はギリシャ哲学,ヨーロッパ中世哲学。のち中央大教授。昭和38年7月4日死去。66歳。京都出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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