歩初(読み)ありきぞめ

精選版 日本国語大辞典 「歩初」の意味・読み・例文・類語

ありき‐ぞめ【歩初】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貴人が、年頭、または、転宅、病気回復などの後、初めてよそへ出かけること。また、その儀式
  3. 子供が初めて歩くこと。また、その儀式。
    1. [初出の実例]「おさなきこのありきそめにくるまひきいれられて侍しに」(出典:隆信集(1204頃)賀)

あるき‐ぞめ【歩初】

  1. 〘 名詞 〙 幼児が歩き始めること。また、その時する祝い事。あるきはじめ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android