精選版 日本国語大辞典 「歩寄」の意味・読み・例文・類語
あゆみ‐よ・る【歩寄】
〘自ラ五(四)〙
① 歩いて近寄る。互いに近づき合う。
※平中(965頃)一七「かかりければ、この男、をかしきやうに思ひて、あゆみよりてあれば」
あゆみ‐より【歩寄】
〘名〙
① 互いに歩いて近寄ること。
② 条件や主張、意見などを近づけ合うこと。折り合いを付けること。あゆみあい。
③ 取引相場で、双方が折れ合って売買の取りきめをすること。あゆみあい。
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