歩射篭取(読み)かちことり

精選版 日本国語大辞典 「歩射篭取」の意味・読み・例文・類語

かち‐ことり【歩射木鳥・歩射籠取】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ことり」は事執(こととり)で、執事の意という ) 春宮坊帯刀(たちはき)武士で、射芸に関する数人部下を率いる者の称。
    1. [初出の実例]「帯刀上日〈略〉歩射籠取二人。平種遠、上日七十一、夜廿。大江業貞。上日五十二、夜廿一」(出典:兵範記‐仁安三年(1168)三月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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