歴べ問う(読み)となべとう

精選版 日本国語大辞典 「歴べ問う」の意味・読み・例文・類語

となべ‐と・う‥とふ【歴問】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「となべ」は「戸並べ」の意 ) =となめとう(歴問)
    1. [初出の実例]「群臣、割鮮(なますつく)野饗(のあへ)むと欲(し)て、群臣歴問(トナヘト)ふに、能く対へまうすひと有ること莫し」(出典日本書紀(720)雄略二年一〇月(前田本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android