歴観(読み)れきかん

精選版 日本国語大辞典 「歴観」の意味・読み・例文・類語

れき‐かん‥クヮン【歴観】

  1. 〘 名詞 〙 あちこちを見て回ること。一つ一つたどって調べてみること。
    1. [初出の実例]「日本の旅客島内を歴観せんと欲する時は」(出典:日本風俗備考(1833)二〇)
    2. [その他の文献]〔馮衍‐自論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「歴観」の読み・字形・画数・意味

【歴観】れきかん(くわん)

順次にみる。みわたす。呉・曜〔博奕論〕古今功名の士をするに、皆積累殊異の迹(あと)り。勞體、闊(けいくわつ)思す。

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