死後離婚(読み)しごりこん

知恵蔵mini 「死後離婚」の解説

死後離婚

配偶者が死去した後、その相手側との関係を解消すること。配偶者の死亡により婚姻関係は終了するため法的に「死後離婚」はできないが、死後に同じ墓に入りたくないなどといった意思表示を行うことで離婚と同様の形態になるとの考えで行われる。また、「姻族関係終了届」を提出し姻族関係(配偶者側との親族関係)を解消する場合も死後離婚と称される。「姻族関係終了届」は妻の側が届け出ることがほとんどで、提出数は2005年に1772件、15年に2783件と急増している。

(2017-3-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む