殊別（読み）しゅべつ

精選版 日本国語大辞典

しゅ‐べつ【殊別】

1. 〘 名詞 〙
2. ① ( 形動 ) 他と異なっていること。他と違いのあること。また、そのさま。〔文明本節用集（室町中）〕
   1. [初出の実例]「渠以_二虚空_一為_レ家、為_レ人所_レ養、則以_二類之殊別_一、不_レ保_二其命_一、当然之理矣」(出典：蔗軒日録‐文明一八年（1486）四月一三日)
   2. [その他の文献]〔論衡‐道虚〕
3. ② ( ━する ) 他と区別すること。
   1. [初出の実例]「故に妻は夫に其子を他と殊別して混淆せしめざるべし」(出典：明六雑誌‐一八号（1874）人間公共の説・二〈杉亨二〉)

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【殊別】しゆべつ

格別。

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出典　平凡社「普及版 字通」