残寒(読み)ザンカン

デジタル大辞泉 「残寒」の意味・読み・例文・類語

ざん‐かん【残寒】

かんが明けても残る寒さ。余寒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「残寒」の意味・読み・例文・類語

ざん‐かん【残寒】

  1. 〘 名詞 〙 暦の上で、寒(かん)が明けてからもまだ寒いこと。立春が過ぎてからの寒さ。また、その寒い日。残る寒さ。春寒。余寒。
    1. [初出の実例]「残寒甚、雪花飛也」(出典:蔭凉軒日録‐寛正五年(1464)二月一〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android