残滅(読み)ざんめつ

精選版 日本国語大辞典 「残滅」の意味・読み・例文・類語

ざん‐めつ【残滅】

  1. 〘 名詞 〙 そこないほろぼすこと。また、やぶれほろびること。
    1. [初出の実例]「国之残滅(ザンメツ)積年益(ますます)滅」(出典源平盛衰記(14C前)三八)
    2. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残滅」の読み・字形・画数・意味

【残滅】ざんめつ

破壊し滅ぼす。〔史記、淮陰侯伝〕項王ぐる、殘滅せざる無し。天下多く怨み、百姓親附せず。特(た)だ威彊に劫(おびや)かさるるのみ。

字通「残」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android