残酷・惨酷・残刻・惨刻(読み)ざんこく

精選版 日本国語大辞典 「残酷・惨酷・残刻・惨刻」の意味・読み・例文・類語

ざん‐こく【残酷・惨酷・残刻・惨刻】

〘名〙 (形動) (「さんこく」とも) きびしすぎる、ひどすぎると感じさせるようなこと。まともに見られないほどのひどいやり方や出来事。また、そのようなさま。酸酷(さんこく)
史記抄(1477)一六酷吏は、きっくつべらしく、人にあたる事が惨酷なる者を云そ」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一貧苦は、譬へば残酷なる女教師に似たり」 〔史記‐酷吏伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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