残雁(読み)のこるかり

精選版 日本国語大辞典 「残雁」の意味・読み・例文・類語

のこる【残】 雁(かり)

  1. 春になっても、まだ北へ渡って行かないで残っている雁。また、秋になっても北陸地方にとどまり、南へ渡らないで残っている雁。《 季語・春/秋 》
    1. [初出の実例]「残る鴈 秋なり。帰鴈の残る心な一向不謂。こし路にのこりてをそく渡る心なり」(出典:無言抄(1598)下)

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普及版 字通 「残雁」の読み・字形・画数・意味

【残雁】ざんがん

群れにおくれた雁。唐・白居易〔村雪夜坐〕詩 寂たり、深村の夜 殘雁、中に聞ゆ

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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