知恵蔵mini 「殺し屋「ポパイ」」の解説 殺し屋「ポパイ」 コロンビアの麻薬組織「メデジン・カルテル(Medellin Cartel)」の幹部だったジョン・ハイロ・ベラスケス・バスケスの通称。1989年、コロンビア大統領選での勝利が予想されていたルイス・カルロス・ガラン候補を射殺したとして、92年に逮捕され禁錮30年の有罪判決を受けた。服役中、地元メディアへのインタビューで、300人を殺害し、3000人の殺害にも関与したと明言。また、メデジン・カルテルの首領だった故パブロ・エスコバルの命令により、自らの恋人を殺害しており「悲劇の殺し屋」としても知られている。2014年、司法取引で検察側の証人として証言したことにより、同年8月26日、52歳でコロンビア・コンビタの刑務所から釈放された。 (2014-9-2) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by