比重秤(読み)ひじゅうばかり(英語表記)specific-gravity balance

精選版 日本国語大辞典 「比重秤」の意味・読み・例文・類語

ひじゅう‐ばかりヒヂュウ‥【比重秤】

  1. 〘 名詞 〙 液体固体比重を測定するためのはかり。いろいろな装置があるが、原理はどれも液体の中での浮力を利用する。〔英和和英地学字彙(1914)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「比重秤」の意味・わかりやすい解説

比重秤
ひじゅうばかり
specific-gravity balance

比重計の1種。比重てんびんともいい,液体の比重や密度を測定するのに用いる。てんびん一方につるしたおもりの質量空気,標準水 (4℃の純水) ,または試料液体の中に沈めてはかった測定値から比重や密度が算出される。この原理による直読式比重秤にモール比重計,ウェストファール比重計などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android