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純水 じゅんすいpure water

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

純水
じゅんすい
pure water

天然水中に含まれる種々の不純物,たとえば溶解塩類,溶存ガスなどを除いた純粋の水。通常イオン交換樹脂を用いて脱イオン処理したあとに蒸留して精製する。蒸留装置からその成分がわずかに溶出するので,石英または白金製の器具を用いる。イオン交換樹脂で脱イオンを行うと,イオン交換樹脂がわずかに溶出するほかに,イオン状でない水中の物質が残留しているので,蒸留によってこれらを除く必要がある。

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デジタル大辞泉の解説

じゅん‐すい【純水】

不純物のきわめて少ない水。イオン交換樹脂処理などによって得られる。

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大辞林 第三版の解説

じゅんすい【純水】

濾過ろか・蒸留あるいは遠心沈殿・イオン交換・溶媒抽出などによって、浮遊物や不純物をできるだけとりのぞいた水。蒸留水はその一種で、純度の高いものほど電気伝導度が低く、通常 2~10MΩ・cm 程度の抵抗率である。

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世界大百科事典内の純水の言及

【イオン交換】より

…イオン交換体と呼ばれる物質と電解質溶液が接触することにより,その物質中に結合していたイオンが溶液中のイオンと交換する現象をいう。水中の特定イオンの分離として着目され,純水の製造,廃液中からの有価イオンの回収,濃縮,糖液精製,アミノ酸,抗生物質等の精製,核燃料サイクルにおける分離等に利用されており,化学工学の一つの単位操作となっている。イオン交換は電気的に同種の,かつ等量のイオンの間で生じる現象であり,正電荷をもつイオンすなわち陽イオンを交換する場合を陽イオン交換,逆の場合を陰イオン交換という。…

【浄水】より

…しかし原水の汚染が進み,浄水中に溶存塩類量が過度に増すと,上水道使用先でも給湯,製薬,製氷,病院での血液透析などで障害となることがある。また工場の工程用水としては,高圧ボイラー用水や半導体集積回路洗浄用水のように,スケール生成や絶縁劣化のもととなる溶存イオンを極端にきらい,超純水を必要とする用途がある。そこではその用途に限定した水量に対し,超細密ろ過,多段減圧蒸留,イオン交換,逆浸透などの工程を繰り返して,必要とする水質レベルの純水を製造して使用している。…

※「純水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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