毛笠(読み)けがさ

精選版 日本国語大辞典 「毛笠」の意味・読み・例文・類語

け‐がさ【毛笠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 武具指物(さしもの)の名。獣の毛で作った笠を、竿の先にとりつけたもの。〔武用弁略(安政再板)(1856)〕
    1. 毛笠<b>①</b>〈武用弁略〉
      毛笠〈武用弁略〉
  3. 獣毛毛織物などで作った軍陣用の笠。
    1. [初出の実例]「薄衣といふ重代の御腹巻、紫綾の羽織を召され、白熊織の毛笠をぞ着せられける」(出典:武田三代軍記(1715)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android