毛笠(読み)けがさ

精選版 日本国語大辞典 「毛笠」の意味・読み・例文・類語

け‐がさ【毛笠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 武具指物(さしもの)の名。獣の毛で作った笠を、竿の先にとりつけたもの。〔武用弁略(安政再板)(1856)〕
    1. 毛笠<b>①</b>〈武用弁略〉
      毛笠〈武用弁略〉
  3. 獣毛毛織物などで作った軍陣用の笠。
    1. [初出の実例]「薄衣といふ重代の御腹巻、紫綾の羽織を召され、白熊織の毛笠をぞ着せられける」(出典:武田三代軍記(1715)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む