毛筋立(読み)けすじたて

精選版 日本国語大辞典 「毛筋立」の意味・読み・例文・類語

けすじ‐たてけすぢ‥【毛筋立】

  1. 〘 名詞 〙(くし)一種。櫛に細長い柄がつき、その末端がとがっている形のもので、髪の毛筋を正すのに用いる。毛筋棒(けすじぼう)すじたて。毛すき。毛筋通し。毛筋。
    1. [初出の実例]「髪を毛筋立へまきつけ」(出典:洒落本・傾城買四十八手(1790)真の手)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android