毛細管(読み)モウサイカン

デジタル大辞泉 「毛細管」の意味・読み・例文・類語

もうさい‐かん〔‐クワン〕【毛細管】

毛のような細い管。毛管現象を起こすような細い管。毛管キャピラリー
毛細血管」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「毛細管」の意味・読み・例文・類語

もうさい‐かん‥クヮン【毛細管】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 毛細管現象を起こす程度の細い管。
    1. [初出の実例]「医師は〈略〉正弘が指の腹を穿刺し、極微量の血液を毛細管(モウサイクヮン)に採取して」(出典:己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉中)
  3. もうさいけっかん(毛細血管)〔医語類聚(1872)〕

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世界大百科事典(旧版)内の毛細管の言及

【毛細血管】より

…毛細管ともいう。動脈から静脈への移行部をなすきわめて細い管。…

※「毛細管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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