気が利いて間が抜ける(読み)きがきいてまがぬける

精選版 日本国語大辞典 「気が利いて間が抜ける」の意味・読み・例文・類語

き【気】 が=利(き)いて[=利(き)きすぎて]間(ま)が抜(ぬ)ける

  1. 気をきかせすぎて、かえって手落ちのところがある。機敏でありながら、不注意なところがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「気が利いて間が抜ける」の解説

気が利いて間が抜ける

よく気が利いているようで、肝心なところで手抜かりがある。機敏なようで、思いがけない見落としがあり、格好がつかない。

[使用例] 問題は、一つ改札口が突如二つになったことを、駅長臨機処置として一応認めたうえで、さて、二つにするならするで、それ相応の予告がなぜ行われなかったかということである。俗に、気が利いて間が抜けたと称するたぐいのものだけれども、さて、間が抜けるにも抜けようがある[岸田国士日本人とはなにか|1948]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android