気色誇(読み)きしょくぼこり

精選版 日本国語大辞典 「気色誇」の意味・読み・例文・類語

きしょく‐ぼこり【気色誇】

  1. 〘 名詞 〙 主人権力者などのうけがよいのを自慢すること。
    1. [初出の実例]「梶原、兵衛佐殿の気色誇(キショクホコリ)して、諸国の侍共を、手に握り我が儘にと振る舞ひければ」(出典源平盛衰記(14C前)三六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android