水吐き(読み)ミズハキ

デジタル大辞泉 「水吐き」の意味・読み・例文・類語

みず‐はき〔みづ‐〕【水吐き】

流水やたまり水を流し出すこと。また、その所。
水捌みずは」に同じ。「水吐きがよい土地」
魚の頭のえらぶたの部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水吐き」の意味・読み・例文・類語

みず‐はきみづ‥【水吐・水掃】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たまった水を流してやること。また、その所。
    1. [初出の実例]「構内の水掃きを手伝ってゐたのは」(出典:細雪(1943‐48)〈谷崎潤一郎〉中)
  3. みずはけ(水捌)
    1. [初出の実例]「篠つく雨の大降りに水はき悪き此辺は、忽ち水を押し上げて」(出典:歌舞伎・廓曠着紅葉裲襠(子持高尾)(1873)中幕)
  4. ( 水吐 ) 魚の頭の鰓蓋(えらぶた)の部分をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android