水流れ(読み)ミズナガレ

デジタル大辞泉 「水流れ」の意味・読み・例文・類語

みず‐ながれ〔みづ‐〕【水流れ】

火事を忌んでいった語。火災
日々夜々ひるよる、―のところ多し」〈天智紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水流れ」の意味・読み・例文・類語

みず‐ながれみづ‥【水流・失火】

  1. 〘 名詞 〙 ( 出火を忌んでいった語 ) 火事。火災。火難
    1. [初出の実例]「日々夜々、失火(ミツナカレ)の処多し」(出典日本書紀(720)天智六年三月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android