水田竹圃(読み)ミズタ チクホ

20世紀日本人名事典 「水田竹圃」の解説

水田 竹圃
ミズタ チクホ

明治〜昭和期の日本画家



生年
明治16(1883)年2月14日

没年
昭和33(1958)年7月11日

出生地
大阪市

本名
水田 忠治

別名
別号=満碧堂,積翠堂,水竹居

経歴
南画を姫島竹外に、漢学を伊藤介夫に学んだ。大正元年第6回文展で「湲山滴翆」初入選褒状。第9回の「大華山実景」3等賞、第10回「早春」が特選。8年大阪から京都移住。10年河野秋邨らと日本南画院を創立、第1回展に「泰山」「牧羊」を出品。15年第7回帝展委員、昭和4年審査員。10年日本南画院解散、12年第1回新文展に「下賀茂春暁」無鑑査出品。戦後23年第4回日展から出品依嘱として発表。28年京展審査員、大正10年から画塾「菁我会」を主宰。他の代表作に「月光」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水田竹圃」の解説

水田竹圃 みずた-ちくほ

1883-1958 明治-昭和時代の日本画家。
明治16年2月14日生まれ。姫島竹外にまなぶ。大正元年から文展で入選をかさね,5年「早春」が特選。10年河野秋邨(しゅうそん)らと日本南画院を創立した。のち帝展審査員。昭和33年7月11日死去。75歳。大阪出身。本名は忠治。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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