水脹・水膨(読み)みずぶくれ

精選版 日本国語大辞典 「水脹・水膨」の意味・読み・例文・類語

みず‐ぶくれ みづ‥【水脹・水膨】

〘名〙
皮下漿液がたまって皮膚がふくれること。また、そのもの。みずばれ。水疱
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二「水腫(スイシュ)(〈注〉ミツフクレ)乾痟疥癩癰疽、かくのごときらのやまひ、これをもて衣服とせん」
② 水を多量に含んでふくらむこと。水気が多くてふくれていること。また、そのもの。
※俳諧・其袋(1690)冬「鮟鱇やめなみ男波の水ぶくれ〈菊匂〉」
③ 取引市場で、資産に比べて資本金がふえたり、簿価の高い資産がふえること。また、その会社や資産。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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