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漿液 しょうえきserum

翻訳|serum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

漿液
しょうえき
serum

漿液 (→ ) から分泌される,蛋白質 (酵素) を多く含む粘性の低い液をいう。ムチンを含まず,成分としては水のほか無機塩類,蛋白質が含まれる。唾液腺では,漿液のなかに消化酵素が含まれている。

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デジタル大辞泉の解説

しょう‐えき〔シヤウ‐〕【×漿液】

粘性物質を含まない、比較的さらさらした透明な分泌液。胃液などの消化液漿膜からの分泌液など。

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大辞林 第三版の解説

しょうえき【漿液】

粘性物質を含まない、さらさらした透明な分泌液の総称。漿膜から分泌される液など。 → 粘液
しる。つゆ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

漿液
しょうえき

動物体内にあり、ムチンを含まず無機塩類やタンパク質を含む粘性の少ない液をいう。粘液の対語。涙腺(るいせん)から分泌される涙や、唾液腺(だえきせん)から分泌される唾液の一部をなし消化酵素を含むものなどがある。そのほか、腹膜腔(こう)、心膜腔、胸膜腔などの漿膜腔にもあり、臓器の摩擦を防いでいる。[内堀雅行]

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世界大百科事典内の漿液の言及

【粘液】より

…生体内でつくられる粘性の高い液体をいい,粘液腺mucous glandで生産,分泌される。これに対して,漿液(しようえき)腺でつくられる粘性の低い液体は漿液と呼ばれる。環形動物,軟体動物(ナメクジ),魚類(ウナギ),両生類には皮膚の表皮細胞の間に粘液腺として皮膚腺があり,粘液を分泌して体表をおおい,これを保護するものがある。…

※「漿液」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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