コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

水腫 スイシュ

6件 の用語解説(水腫の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

すい‐しゅ【水腫】

身体の組織液が異常に多量にたまった状態。皮下組織に起こった場合を浮腫(ふしゅ)、体腔内の場合を胸水腹水などという。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

水腫【すいしゅ】

浮腫(ふしゅ),俗にむくみともいう。身体の細胞および細胞間隙(かんげき)に組織液やリンパ液が貯留した状態。皮下組織に起こったものを一般に浮腫(むくみ)といい,むくんだ部位を押すとくぼみが残る。
→関連項目まめ網膜炎

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

水腫

 浮腫,むくみともいう.水分代謝の異常によって間質液,リンパ液が細胞内,細胞間隙,体腔などに過剰に貯留する現象.原因は様々.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

すいしゅ【水腫 edema】

細胞間組織内または体腔内に異常に大量の組織液が貯留された状態をいう。浮腫や〈むくみ〉という言葉は皮下組織の水腫にのみ限って使用する場合もあるが,水腫とほぼ同様の意味で使われる場合もある。水腫は,血液中の水分が大量に組織内へ移動したとき,血管およびリンパ管内への組織液の灌流が妨げられたとき,組織の水分の吸着力が増加したときにみられる。これらを左右する要因としては,毛細血管の透過性の増大,毛細血管圧の上昇,血漿の膠質(こうしつ)浸透圧の低下,組織の膨化圧の増加,組織内の塩化ナトリウムないしナトリウムイオン量の増加,リンパ液の灌流障害などがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

すいしゅ【水腫】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水腫
すいしゅ

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の水腫の言及

【血液】より

…細い動脈では血圧が優勢で,水分は組織間隙に出ていき,静脈では逆に血液の浸透圧が優勢となって水分は組織から血管内へ移動する。鬱血(うつけつ)のため静脈系に血液が停滞して静脈圧が高くなったり,腎臓病などで血液中のアルブミンが減少して血液の浸透圧が低下すると,水分は組織にかたより,身体は水膨れの状態,すなわち水腫をきたす。逆に暑さや高熱のため皮膚からの発汗が増したり,激しい下痢などにより水分の排出が増すと,血液や組織液は濃縮されて浸透圧が上昇し,細胞の中の水分が細胞外へ移動して脱水状態となる。…

【循環障害】より

…細胞内液はつねによく調節され増減することなく一定に保たれているが,細胞外液は比較的容易に増減する。細胞外の組織間液が異常に増加した状態が水腫で,一方,発汗,過呼吸,嘔吐,下痢など水分の排出が過剰になると,細胞外液が減少し脱水状態となる。細胞間ないし組織間液の保持には,血圧,血液の量とその浸透圧および脳下垂体後葉の抗利尿ホルモンの作用が大きく関与している。…

【水病】より

…水病は水の代謝異常に起因する病気で,水気病という語も用いられている。水病のうちでもっとも重要なものは水腫であるが,医家によって解釈に違いがあり,さまざまに分類されている。すなわち《金匱(きんき)要略》は風水,皮水,正水などがあるとし,《諸病源候論》は青水,赤水,黄水などの十水(10種の水病)のほかに皮水,毛水なども記載し,二十四水というような分類をした人もあることを伝えている。…

【ネフローゼ】より

タンパク尿は高度で,尿タンパクは3.5g/日以上(健康人では40~80mg/日)となり,多量にタンパク質を喪失する結果,低タンパク血症を続発する。さらに,血漿中のアルブミンが減少することによって,血漿の浸透圧が低下し,体液が組織間隙へ移動して浮腫(水腫)が起こる。ネフローゼ症候群による浮腫は一般に高度で,顔または足から始まって全身に及ぶ。…

【利尿薬】より

…尿を増量して,体内に余分に蓄積された水分を排出させる薬剤。浮腫(水腫)などに際して用いられる。利尿薬はその作用によって,糸球体濾過を促進させるもの,水利尿を起こすもの,尿細管での再吸収を抑制するもの,の三つに大別される。…

※「水腫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

水腫の関連キーワード海綿状組織細胞間隙脳水腫分泌組織細胞間物質内出血軟骨組織油点細胞間液細胞外液 (extracellular fluid(ECF))

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

水腫の関連情報