水蒸気蒸留・水蒸気蒸溜(読み)すいじょうきじょうりゅう

精選版 日本国語大辞典 「水蒸気蒸留・水蒸気蒸溜」の意味・読み・例文・類語

すいじょうき‐じょうりゅう ‥ジョウリウ【水蒸気蒸留・水蒸気蒸溜】

〘名〙 油など水と混ざり合わない液に、水蒸気を吹込みながら行なう蒸留目的とする物質沸点よりも低い温度で留出できるため、高温では変質や分解しやすい物質の蒸留精製に適している。留出した液は二層に分離するから容易に水と分離できる。植物精油の採取には、この方法が広く用いられている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android