水虎尾(読み)みずとらのお

精選版 日本国語大辞典 「水虎尾」の意味・読み・例文・類語

みず‐とらのおみづとらのを【水虎尾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. シソ科多年草本州四国・九州の湿地に生える。高さ三〇~六〇センチメートル。茎は単一で、長さ三~七センチメートルの線形の葉を三~四枚ずつ輪生する。夏、茎頂に紫紅色のごく小さな唇形花を円柱形の穂状密生。四本の雄しべは長くつき出し、基部に長毛を密生する。〔物品識名(1809)〕
  3. 植物「さわとらのお(沢虎尾)」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android