水酸化タリウム(読み)スイサンカタリウム

化学辞典 第2版 「水酸化タリウム」の解説

水酸化タリウム(Ⅰ)
スイサンカタリウム
thallium(Ⅰ) hydroxide

TlOH(221.39).酸化タリウム(Ⅲ)を過酸化水素で還元すると得られる.黄色の針状結晶.水によく溶けて強塩基性を示し,徐々にガラスを侵す.二酸化炭素を吸収して炭酸タリウム(Ⅰ)を生じる.空気中の二酸化炭素をよく吸収する.139 ℃ で酸化物となる.分析試薬に用いられる.有毒.タリウム(Ⅲ)塩の水溶液に塩基を加えると生じる褐色沈殿は,水酸化タリウム(Ⅲ)ではなく,酸化タリウム(Ⅲ)水和物Tl2O3nH2Oである.[CAS 12026-06-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む