水飽和率(読み)みずほうわりつ(その他表記)water saturation

最新 地学事典 「水飽和率」の解説

みずほうわりつ
水飽和率

water saturation

孔隙容積に対する地層水の容積比率。しばしばSwと略される。岩石中の孔隙は一般には水(地層水),油,ガスの3種類のいずれかの流体が占めるが,孔隙中で各流体が占める割合を「飽和率」と呼び,それぞれ「水飽和率」「油飽和率」「ガス飽和率」と呼ばれる。水飽和率が最も容易に算出できるので,「1─Sw」で油およびガス飽和率を算出し,石油・ガス鉱床の埋蔵量算定に用いる。

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参照項目:アーチーの式

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関連語 アーチー 小松

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水飽和率」の意味・わかりやすい解説

水飽和率
みずほうわりつ
water saturation

多孔質岩石,特に油やガスの貯留岩石中の孔隙内を占める水の割合。これを求めるには油層岩中の水分を抽出し,別に測定された孔隙容積との比を求めるか,電気抵抗を測定するかの方法を用いる。水の飽和度は岩石と水の濡れの性質によって決り,一つの岩石では毛細管圧力と飽和度が一定の関係を示す。また岩石は圧力差などの外力で水飽和率を限界飽和率以下に下げることはむずかしい。油層やガス層の埋蔵量を決めるには,この水飽和率を測定することが必要である。

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