飽和度(読み)ほうわど(その他表記)saturation; chroma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「飽和度」の意味・わかりやすい解説

飽和度
ほうわど
saturation; chroma

色の3属性の1つで,彩度とも呼ばれる。同一の色調の色でも,無色に近いものから色調の鮮かなものまで,さまざまな変化をもつが,この変化の度合いを飽和度という。マンセルの表色系においては,飽和度の段階はマンセルクロマと呼ばれ,無彩色軸から離れるに従って飽和度が高くなるが,その最大値は色調,明度により異なる。 (→色の現れ方 , 色相 )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 表色系

関連語をあわせて調べる

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む