氷見宗忠(読み)ひみ むねただ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「氷見宗忠」の解説

氷見宗忠 ひみ-むねただ

?-? 戦国時代の能面師。
越中(富山県)氷見の僧。喜多七大夫古能(ひさよし)の「仮面譜」では十作(じっさく)のひとりにあげられる。やせた面相を得意とした。宝生家(ほうしょうけ)所蔵の姥(うば)面に文亀(ぶんき)4年(1504)の銘があり,氷見の作とつたえられる。日氷とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android