永井ひろ(読み)ナガイ ヒロ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「永井ひろ」の解説

永井 ひろ
ナガイ ヒロ


職業
小唄家元 作曲

本名
永井 婦久

生年月日
慶応4年 6月15日

出生地
江戸(東京都)

経歴
もと新橋の芸妓でひろの名がある。蓼胡蝶の勧めで、昭和9年永井派を興して家元となる。「都離れて」「恋しき人」「苗売り」など作詞・作曲の佳品が多く、大正期の小唄界に足跡を残した。

没年月日
昭和11年 5月24日 (1936年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「永井ひろ」の解説

永井 ひろ
ナガイ ヒロ

大正期の小唄家元,作曲家



生年
慶応4年6月15日(1868年)

没年
昭和11(1936)年5月24日

出生地
江戸

本名
永井 婦久

経歴
もと新橋の芸妓でひろの名がある。蓼胡蝶の勧めで、昭和9年永井派を興して家元となる。「都離れて」「恋しき人」「苗売り」など作詞・作曲の佳品が多く、大正期の小唄界に足跡を残した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永井ひろ」の解説

永井ひろ ながい-ひろ

1868-1936 明治-昭和時代前期の小唄演奏家。
慶応4年6月15日生まれ。もと東京新橋の芸妓。2代清元梅吉門で梅ひろ,2代宮薗千寿門で千稲を名のる。昭和9年初代蓼胡蝶(たで-こちょう)のすすめで永井派をおこし家元となる。作詞・作曲もおこなった。昭和11年5月24日死去。69歳。江戸出身。本名は婦久。作品に「都離れて」「恋しき人」「苗売り」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android