日本歴史地名大系 「永国寺町」の解説 永国寺町えいこくじちよう 高知県:高知市高知城下郭中永国寺町[現在地名]高知市永国寺町・追手筋(おうてすじ)二丁目・廿代(にじゆうだい)町本与力(もとよりき)町の北にあり、東西七町二七間(高知市沿革略志)。町の西詰に高知城の鬼門鎮護のため、元和年中(一六一五―二四)に建立された永国寺があり、町名はこれによるという。天保一二年(一八四一)の城下町絵図に「永国寺丁」とみえ、町の西部南側には、寛政九年―享和二年(一七九七―一八〇二)の間、町奉行として民政に業績を残し、塙保己一の「群書類従」編纂の援助もした馬詰親音邸がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by