日本歴史地名大系 「永添村」の解説 永添村ながそいむら 大分県:中津市永添村[現在地名]中津市永添(ながそえ)豊前道(上往来)から大貞(おおさだ)台地へ上る一帯で、東は薦(こも)神社、南は藍原(あいわら)村、北は上池永(かみいけなが)村。承久二年(一二二〇)の大家(おおえ)郷宿直番闕夜名主に「長副得光」があり、三日三ヵ夜分四五疋の過料を課されている(同年七月日「宇佐公仲下文」到津文書)。延慶元年(一三〇八)一二月一九日野仲(のなか)郷内弘光(ひろみつ)名内の田地を仮名弘光らが「なかそいのみやうゑんの御房」に沽却している(「野仲郷弘光名蠣坪田地売券案」小山田文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by