永田友治(読み)ながた ゆうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永田友治」の解説

永田友治 ながた-ゆうじ

?-? 江戸時代中期の蒔絵(まきえ)師。
正徳(しょうとく)-享保(きょうほう)(1711-36)のころ京都で活躍。尾形光琳(こうりん)の作風にならった蒔絵をつくり,錫粉(すずふん)をもちいた高蒔絵の下あげ技法を考案する。また色粉をもちいるなどいくつかの新機軸を案出した。一説に文化-文政(1804-30)のころの人とも。号は金書子,青々子。作品に「波に鳥蒔絵盃及盃台」「波千鳥蒔絵提重」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む