汎白血球減少症(読み)はんはっけっきゅうげんしょうしょう(その他表記)feline distemper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「汎白血球減少症」の意味・わかりやすい解説

汎白血球減少症
はんはっけっきゅうげんしょうしょう
feline distemper

ねこのウイルス性胃腸炎。いわゆるねこのジステンパーである。生後3~6ヵ月のねこに発病するが,ねこ以外の動物には伝染しない。強度のカタル性および出血性腸炎を示す。正常では1万 5000~2万個の白血球が 8000個以下に減少する。治療は輸血,抗生物質の投与などを行うが,特に有効な薬剤はない。予防には,細胞培養ウイルスのホルマリン不活化ワクチンがある。

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世界大百科事典(旧版)内の汎白血球減少症の言及

【ネコ(猫)】より

…
[病気]
 ネコの病気は種々あるが,飼主が知っていることが望ましい病気を次にあげる。(1)汎(はん)白血球減少症 ネコ・ジステンパーとも呼ばれ,病原はウイルスでどの年齢のネコにも感染するが,子ネコがもっとも冒されやすい。発熱,嘔吐,下痢およびこれらに付随する諸症状を現し,白血球数の減少が特徴である。…

※「汎白血球減少症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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