デジタル大辞泉 「汝鳥」の意味・読み・例文・類語 な‐どり【×汝鳥】 あなたの鳥。あなたの意に従う鳥。「今こそは我鳥わどりにあらめ後は―にあらむを」〈記・上・歌謡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「汝鳥」の意味・読み・例文・類語 な‐どり【汝鳥】 〘 名詞 〙 ( 「な」は古い代名詞 )① あなたのものである鳥。[初出の実例]「我が心 浦渚(うらす)の鳥ぞ 今こそは 我鳥(わどり)にあらめ 後は 那杼理(ナドリ)にあらむを 命は な死せたまひそ」(出典:古事記(712)上・歌謡)② 鳥を親しんで呼びかける語。[初出の実例]「高橋氏文云〈略〉汝鳥よ 其の音を恋ひて」(出典:本朝月令(10C中か)六月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例