江之村(読み)えのむら

日本歴史地名大系 「江之村」の解説

江之村
えのむら

[現在地名]中村市江ノ村

森沢もりさわ村の西、中筋なかすじ川中流右岸、かいもり山系山並の北麓の谷川沿いの村で、三原みはら(現幡多郡三原村)への道が通じる。「土佐州郡志」は「東抵森沢村、西抵上土居村、南抵長谷村、北抵国見村、東西一里二十町南北一里、戸凡百六十余、有小舟、其地磽」と記す。当地イゲの谷からは弥生式土器と打製石斧が出土している。地名は正安二年(一三〇〇)一一月日付の左大将一条内実家政所下文(「蠧簡集」所収金剛福寺文書)に「江村」とみえ、金剛福こんごうふく(現土佐清水市)の供養奉加官米七〇石のうち二石三斗の臨時課役を命じられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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