堅牢(読み)ケンロウ

デジタル大辞泉 「堅牢」の意味・読み・例文・類語

けん‐ろう〔‐ラウ〕【堅×牢】

[名・形動]物がしっかりと、壊れにくくできていること。また、そのさま。「堅牢なつくり」「堅牢無比」
[派生]けんろうさ[名]
[名]堅牢地神」の略。
[類語]頑丈堅固頑強強固屈強強健確固しっかり丈夫がっちりがっしり固いきついぎゅっときゅっとかっちりしかひしと牢固

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精選版 日本国語大辞典 「堅牢」の意味・読み・例文・類語

けん‐ろう‥ラウ【堅牢】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 堅くて容易にこわれないこと。また、そのさま。じょうぶ。堅固。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「幹は木理緻密にして赤色を帯ぶ。其の質堅牢なり」(出典:小学読本(1884)〈若林虎三郎〉三)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐謝人見和前篇詩〕
  2. [ 2 ]
    1. [ 一 ]ならえん(那羅延)」の異称。〔探玄記‐一五〕
    2. [ 二 ]けんろうじしん(堅牢地神)最勝王経‐八〕

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普及版 字通 「堅牢」の読み・字形・画数・意味

【堅牢】けんろう(らう)

堅固。〔潜夫論務本〕物は任用を以てと爲し、堅牢を以てと爲す。

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