デジタル大辞泉 の解説 江戸えどっ子こは五月さつきの鯉こいの吹ふき流ながし 江戸っ子は口は悪いが、腹にはこだわりがなく気性はさっぱりしていることをいう。また、江戸っ子は口先だけで意気地のないことにもいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 の解説 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し 江戸っ子はことばづかいは荒っぽいが、気持ちはさっぱりしていて物事にこだわらない。また、江戸っ子は口先ばかりで、ほんとうの胆力にとぼしい。 [使用例] お前がの、売り言葉に買い言葉で、三言四言饒舌しゃべれば男てえやつは腹に何もなくても、江戸っ子は皐さ月つきの鯉の吹き流し、口先ばかり腸はらわたはなし、だから癇に障ると出て往けと言おうが[初代三遊亭遊三*落語・厩焼失|1890] [解説] 「吹き流し」は、鯉のぼりが風に吹かれて泳いでいるさま。腹が空洞で何もないところからいうもの。 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報