江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(読み)エドッコハサツキノコイノフキナガシ

ことわざを知る辞典 の解説

江戸っ子は五月の鯉の吹き流し

江戸っ子はことばづかいは荒っぽいが、気持ちはさっぱりしていて物事にこだわらない。また、江戸っ子は口先ばかりで、ほんとうの胆力にとぼしい。

[使用例] お前がの、売り言葉に買い言葉で、三言四言饒舌しゃべれば男てえやつは腹に何もなくても、江戸っ子はつきの鯉の吹き流し、口先ばかりはらわたはなし、だから癇に障ると出て往けと言おうが[初代三遊亭遊三*落語・厩焼失|1890]

[解説] 「吹き流し」は、鯉のぼりが風に吹かれて泳いでいるさま。腹が空洞で何もないところからいうもの。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む